(このページは2024年7月13日に更新されました)
こんにちは!
どうも、油女ソノです!
⑴仕事が遅いことに悩んでいる人
⑵仕事が速い人のやり方を知りたい人
⑶仕事を速く終了させて他の自由な時間を増やしたい人
- 仕事を速く終わらせる考え方
- 仕事が速い人と仕事が遅い人の思考の違い
- 仕事を速く終わらせる3つの能力と7つの原則
今回紹介していく本は、、、
『石川和男』さんが書かれた『仕事が速い人は、「これ」しかやらない』について書評していこうと思います。
目次
「仕事が速い人がやっていること」ってどんなこと?
皆さんは「仕事が速い人」でしょうか、それとも「仕事が遅い人」でしょうか。
本書は石川さんが考える『3つの能力』と『7つの原則』を基に、仕事をいかに速く素早く完了させるか指南する、そんな一冊となっております。
- 『物事を任せる能力』
- 任せる仕事や物事を上手に周囲に振れる能力
- 『物事を見極める能力』
- タスクのうち、重要なこととそれ以外のことをしっかりと見極めることが出来る能力
- 『物事を処理する能力』
- 仕事を最速で終了させるために物事に対して優先順位を決め、処理することできる能力
- とにかく期限を決める
- 5秒ルールで行動をする
- 仮説を考え、行動していく
- 仕事を「細分化」する
- 周囲に仕事を任せる
- 仕事を時給と考え、行動していく
- やらない物事を考える
石川さんは本書で、『仕事が速い人』と『仕事が遅い人』の大きな違いを次のように語っています。
仕事の物事に対して、注力する物事は何かを見極め、最速で終わらせることを第一に思考しているかどうか。
このことを念頭に置いて、仕事をしているかどうかで、「仕事を最速で終えられるかどうかが決まる」と石川さんは語っております。
と「仕事の速さを決定させる差」について、語ったところで、この『仕事が速い人の「7つの原則」』について、次項で簡単に語っていこうと思います!
仕事が速い人になるための「7つの法則」とは?
⑴とにかく期限を決める
仕事が速い人になるための法則、1つ目は「とにかく期限を決める」です。
日々の仕事を思い浮かべてみてください。
例えばなのですが、「締切がある案件」と「締切がない案件」の緊張感でどのくらい感じ方は変わるでしょうか?
断然、「締切がある案件」の方が緊張感があり、案件に取り組む気持ちは「締切がない案件」よりも真剣かつ集中して取りかかろうとするはずです。
これに倣って、仕事が速い人は全ての物事に対して、「期限をしっかりと設ける」とのこと。
世間一般ではこの「期限を決めること」を「締切効果」とも呼んだりしています。
仕事を速くするにはまずは物事に「期限を決め、その期限内に必ず完成させること」が大事になってくるようです。
⑵5秒ルールで行動する
仕事が速い人になるための法則、2つ目は「5秒ルールで行動する」です。
よく行動するときに「思い立ったら行動」と言われますが、このことに関して、的を得ているようです。
よく怒りが込み上がってきた時に、怒りを抑える方法(アンガーマネジメント)として、「6秒間、心の中で1から6まで秒数を数え、自分に集中する」と怒りが鎮まると言われています。
怒りが鎮まるなら、逆も然り、「やる気」に関しても、上手に付き合っていかないと、やる気もすぐに静まってしまうようです。
そこで、やる気を維持させる方法として、石川さんは次のように語っています。
人間は「やる」と意気込んだ5秒後に行動しなければ、言い訳を考え始める。「やる気」が起こった5秒間で即行動に移すこと、それが仕事を速くするコツである。
5秒間に行動に移すことから、「5秒ルール」とも言われているようです。
仕事が速くなれるかどうかは、「やるぞ」と意気込んだ「5秒間で決まってしまう」ということですね。
よっしゃ、やっていきましょう!!
⑶仮説を考え、行動していく
仕事が速い人になるための法則、3つ目は「仮説を考え、行動していく」です。
「百聞は一見に如かず」ということわざがありますが、仕事が速い人はこの「百聞は一見に如かず」を意識し、「まず行動が大事であること」を理解しています。
仕事が速い人の物事に対しての意識として、「まず行動して、その物事を概観してみることが最優先」と考え、「動きながら考える」というスタンスを取っていきます。
新規の仕事に取りかかるときに、まず素材作りや調べ物を主にやっていくのではなく、行動しながら同時並行で、素材作りや調べ物に着手するといった、動きを意識して、仕事を進めていくと、それに比例して、仕事も速くなっていくとのことです!
⑷仕事を「細分化」する
仕事が速い人になるための法則、4つ目は「仕事を『細分化』する」です。
難しい仕事をそのまま着手してしまうと、非常に難しく感じ、やる気が徐々に削がれてしまいます。
ですが仕事が速い人はすぐに難しい仕事に取りかかることはせずに、まず難しい仕事の中身を難易度別に細分化していき、より仕事を簡単に変化させていくのです。
難しい仕事も全て難しいことで集約されているわけではないので、仕事をいくつかのタスクに細分化し、その後1つ1つこなしていくことが大事であると、石川さんは語っています。
この難しい仕事を1つ1つアイスビックで氷を割るように、仕事を細分化していくことから、この仕事のやり方を「アイスピック仕事術」と石川さんは呼んでいます。
難しい仕事も柔軟に、しっかりと細分化していけば、仕事は今以上に捗ります。
⑸周囲に仕事を任せる
仕事が速い人になるための法則、5つ目は「周囲に仕事を任せる」です。
仕事の種類に関しても、人によっては「得意、不得意」があって当然です。
得意な仕事を捗るけれど、不得意な仕事がなかなか捗らず、結局、1日のタスク目標を達成出来ずに、1日が終了してしまった、そんな経験はないでしょうか。
仕事が遅い人は「自分の仕事は全部やること」と基本的に考え、得意な仕事だけでなく、不得意な仕事も一生懸命こなそうとします。
ですが、仕事が速い人は「全ての仕事を自分でやろうと考えず、時間が足りずに出来そうにない仕事は周囲の人間に任せる」ことを第一に考えます。
これはただ「押しつけている」わけではありません。
自分の不得意な仕事を任せた相手がその仕事を完遂とした瞬間に発生するのは「成果」と「報酬」です。自分には成果も報酬も発生はしませんが、その分、違う仕事に取りかかる「時間」が発生するので、実はこの関係はwin-winとなっています。
今現在、不得意な仕事で手詰まっていて、なかなか仕事が捗っていない方はぜひ、その仕事を周囲の人に任せてみることが、生産性を上げるきっかけの一つになるのかもしれません。
⑹仕事を時給と考え、行動していく
仕事が速い人になるための法則、6つ目は「仕事を時給と考え、行動していく」です。
例えばなのですが、「電車賃は1000円で、目的地までは5時間かかるルート」と「電車賃は3000円で、目的地までは1時間かかるルート」は(仕事の生産性という点で)どちらかお得でしょうか?
僕は断然、目的地まで4時間早く到着する後者のルートの方が、費用対効果があり、お得だと思いますが、皆さんはどちらを選びましたか。
この「費用対効果」について、仕事が速い人は仕事を「時給」換算し、仕事を進めていくようです。
自分自身の年収から時給を考え、例えば時給よりも安い仕事なら外部に任せようと、思考したり、時給よりも高い仕事なら自分でやろうと思考できるはずです。
総支給額を出社日数で割り、その値を1日の勤務時間で割ると時給は算出されます。
ぜひ、1つ1つの仕事を『時給』で考え、行動してみるのもおすすめです。
⑺やらないことを考える
仕事が速い人になるための法則、7つ目は「やらないことを考える」です。
実はこの「やらないことを考える」は7つの原則の中で、一番大切な要素なのかもしれません。
仕事において、やらないことをまず考えていくことを習慣にしていくと、やらないことがどんどん排除されていき「やらなければならないこと」が自ずと見えてくるようになります。
日常生活でもそうですが、自分にとって、「必要なもの」と「不要なもの」が判別できるようになってくると、部屋には最低限必要なものだけが揃ったり、生活内では無駄が消え、生産性が高まっていくのです。
それと同様に、仕事も「やること」と「やらないこと」の判別ができるようになれば、仕事力は洗練されていき、仕事は自然と速くなっていきます。
「やらないことを考える」を念頭に置き、仕事の生産性を爆上げさせちゃいましょう!
最後に
今回の書評記事はいかがだったでしょうか。
石川さんは上記の7つの原則をしっかりと抑えることで、「仕事は必ず速く仕上がり、より質も洗練されていく」と語っていました。
今回の記事に書いたことが沢山の人に届き、皆さんの仕事が速くなっていくこと、それと日々の生産性がより上がっていくことを願っています。
1人でも多く、今回の記事が参考になれば、僕としても嬉しい限りです。
最高の仕事力は日々の自分自身の意識で、何倍もの変化を遂げていくはずです!
明日から、生産性が爆上がり間違いなしっっっっっ!!
と言った感じで、今回はこの辺で終わりにしておきます!
次回の書評記事でお会いしましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました!