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<15分で読める!>【書評8】『苦しかったときの話をしようか』を書評してみました

(このページは2024年7月14日に更新されました)

こんにちは!

どうも、油女ソノです!

<この記事で学べること>
  1. 働く中で絶対に外せない3つの大前提
  2. 「やりたいことがわからない」と決別する方法
  3. 就活・転職のキャリアの悩みを払拭する方法

今回紹介していく本は、、、

『森岡毅』さんが書かれた『苦しかったときの話をしようか』について書評していこうと思います。

自分の”強み”は必ず好きなことの中にある

著者の森岡毅さんは一時経営危機に陥ったUSJを数年で回復の一途に導いた戦略家です。

その有識な方が、若手のビジネスパーソンに向けて、記した本が今回紹介する「苦しかったときの話をしようか」です!

この本から学べる大分類のエッセンスとしては次のとおりとなっています。

働く中で絶対に外せない3つの大前提

  1. 人間というのはそもそも平等ではない
  2. 人間の「欲」が資本主義の本質
  3. 人間の強みから生み出されるもの、それは成功

「やりたいことがわからない」と決別する方法

就活・転職活動の前に、しっかりと自分自身の軸を見つける方法を学べる。

就職・転職のキャリアの悩みを払拭する方法

  1. キャリアの成功は沢山あると知っていく
  2. 会社と結婚はせずに、スキルと結婚する
  3. 会社の将来性を見極め

これから詳細に1つずつ、語っていきますので、最後まで見ていただけたら嬉しいです。

働く中で絶対に外せない3つの大前提

人間というのはそもそも平等ではない

森岡さんは次のことを語っています。

世界の真実は、明らかに真逆に出来ている。

「人間はみんな違って、極めて不平等」なのだ。

『苦しかったときの話をしようか』から引用

人間全体に関して、「かっこいい・かわいい」といった外見的特徴と、「運動ができる」という身体能力格差があります。

かっこいい、かわいい、身体能力が優れていることは、少なくとも人生を生きていく中で豊かさが向上していくことは間違いないことです。

じゃあ、外見的特徴と身体能力がない人は日々の人生で豊かになれないのかと言えば、そんなことないと森岡さんは語っています。

あることを身につけることができれば、その格差を埋めていくことなんて容易いことなのかなと思われます。

そのあることというのは「知力」です。

実はこの世で経済格差を生んでいるものって「知力の有無」が起因していたりします。

資本主義に置かれている私たちって、平等ではないのですが、その不平等な世界をより向上させていくためには「知力」が絶対的に必要になっていくのです。

人間の「欲」が資本主義

森岡さんはこの世の資本主義について、次のように語っております。

サラリーマンの外に資本家の世界があることを知った上で、自分を活かす機会にアンテナを張れる人であって欲しい。

『苦しかったときの話をしようか』から引用

資本主義を簡単に捉えると、「サラリーマンは常々働き、資本家が儲ける」、そういったシステムが資本主義となっていると言えます。

資本家とサラリーマンでは所得差はかなりのものがあります。そして意外と知られていないかもしれませんが、実は資産家よりもサラリーマンの方が高い税率を課されている現実があるのです。

この税金に関しての記事は改めて書こうと思いますので、そちらの方もチェックしていただけると幸いです。

サラリーマンの人生と資本家の人生とは全く持って違う世界となっています。

資本家の人生に移行して、沢山のチャンスを掴みたいと思いませんか。

人間の強みから生み出されるもの、それは成功

皆さんは人生内において、自分自身の強みをしっかりと活かしきれていますか。

「強み」というのは誰もが持っているものです。

森岡さんは「人間の強み」に関して、次のように語っております。

キャリア戦略とはその人の目的達成のために、その人が持っている「特徴」を認識して、その特徴が強みに変わる文脈を探して泳いでいく、その勝ち筋を考えるということ。

『苦しかったときの話をしようか』から引用

実は人生で大事なことの大きな1つとして、「自分の強みを磨いていく」が挙げられると思われます。

「やりたいことがわからない」と決別する方法

やりたいことがわからない

今世では沢山の人が口にする常套句と言っても過言ではないでしょうか。

ただ、やりたいことって実は近くにあるのはご存知でしょうか。

それでは次に出す僕の質問に一度答えてみてください。

あなたが今好きなことってなんですか?

では続けて追加の質問をさせていただきます。

質問を見たときに最初に思い浮かべたことって何ですか?

簡単に結論を出させていただきますが、あなたが本当にやりたいことって「その最初に思い浮かべたこと」だと思います!

僕だったら「投資」「大好きな友達と楽しい時間を過ごすこと」です。

ぶっちゃけ、いろんな人が言っているこの、やることがわからないのは、僕は嘘だと思っています。

本当は心ではやりたいと思っていることはあるのに自分にセーフティーをかけているだけだと、そう感じます。

皆さんが思い浮かんだことはどんなことでしたか。

やりたいことはおそらく見えてきたはずです。

あとは皆さんの行動次第で将来の生活はいくらだって変化させられます。

やりましょう、動くんです!!!

就職・転職のキャリアの悩みを払拭する方法

キャリアの成功は沢山あると知っていく

森岡さんは本書で「キャリアの成功」について、次のように語っています。

君にとってのキャリアの正解は沢山あることを覚えておいてほしい。

『苦しかったときの話をしようか』から引用

就職することや転職することは自分自身にとっての「不正解」と「正解」をしっかりと判別することができれば、キャリアは間違いなく成功していくと森岡さんは語っています。

例えば、やりたくない仕事なのに、高給目当てで就職することはその人にとっては不正解となります。

自身にとって、「キャリアの正解と不正解」を理解できていないということは言い換えれば「自分自身を詳細に自己分析できていない」と捉えることができます。

先ほども語りましたが、「自分の強みや特徴」を捉えることができていれば、キャリアの不正解を引かずに人生を歩んでいけます。

皆さんがやっている仕事って本当に好きなことでしょうか

会社と結婚せずに、スキルと結婚する

スキル(職能)こそが相対的に最も維持可能な個人資産

『苦しかったときの話をしようか』から引用

森岡さんは、スキルについて、上記のように語っております。

僕の周囲には自己研鑽をしている仲間が集まっているので、中々気づけませんが、ネット記事を見たりすると、「社会人になった途端に勉強しない人が増えている」と見聞きすることがあります。

実はスキルってどの物事よりもコスパが良かったりします。

スキルを知っているか知らないかで得したり損したりと場面があると思います。

スキルの有無で人生が変化する瞬間って沢山あるんです。

現実に存在するモノの大体は、盗まれる危険性があります。

ただ、自分が身につけたスキルとか知識って絶対に奪われないんです。

それも含めて考えると、自己研鑽を怠る日々よりかは自己研鑽を毎日やっていく人生の方が豊かになっていくのは当たり前なのかなと思います。

研鑽あるのみ!

極めたら面白そうなスキルを構築していきましょう!

会社の将来を見極める

本当に安定したいのであれば、今の大企業に入るのではなくて、将来の大企業に入らないといけない。

『苦しかったときの話をしようか』から引用

これに関しては結構頷ける内容だと、僕は感じました。

例えば、就職・転職する際に考えていく時に、次の2点を軸に考えていくと必然的に将来の大企業となり得る会社が見えてきます。

今の時代に逆行している企業に入るのではなくて、今は不安定かもしれませんが、将来は安定な大企業になる会社を見極めることが大事になってきます。

どんな物事においても、先読む思考を持ち、常に行動しようとするメンタリティを持って行動すると、人生がより楽しくなっていきます!

まとめ

今回は森岡毅さんの「苦しかったときの話をしようか」について、書評しました。

本書の大きな内容としてはビジネス競争で戦ってきた父親から就職活動で悩む娘さんに向けた書籍となっています。

今後、就職活動を始める方社会人になって悩み苦しんでいる方には有益な一冊になるかと思います。

有益な時間になること、間違いないと思いますので、ぜひ書籍を読んでみてください!

最後まで読んでいただきありがとうございました!