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<15分で読める!>【書評#4】『エフォートレス思考』を書評してみました

(このページは2024年7月6日に更新されました)

こんにちは!

どうも、油女ソノです!

<この記事で学べること>
  1. 無駄な努力を0%にして、成果を100%にする方法
  2. 人生において、何が必要か不要かを見極める方法

今回紹介していく本は、、、

『グレッグ・マキューン』さんが書かれた『エフォートレス思考』について書評していこうと思います。

ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです!

無駄な努力を0%にして、成果を100%にする方法『エフォートレス思考』とは?

皆さんは夢への過程を描いていますでしょうか?

  • 沢山努力して自身の夢を勝ち取る。
  • 嫌なことであっても、夢の実現の為だから、耐えてやっていく。

「努力歓迎派」だったり「非努力歓迎派」と色んな人の考えがあると思います。

ちなみに僕は後者よりの考えで、「最小限の努力で夢の実現をしたい」効率的に努力をこなしたい派です!

夢を叶える為には「努力」は必要ですが、その夢の過程において、努力をしていって、その努力したものを全部取り切る事って多分一部の天才だけが出来るだけで、ほとんどの人は無理な所業だと思っています。

『ん?じゃあ、最適な夢へのアプローチの仕方って泥臭く踏んでいくしかないの!!??』

その問いに答えたのが、本書『エフォートレス思考』です!

本書の核となる『エフォートレス思考』とは、、、

無駄な努力を0%にして、成果を100%にする方法を多数の項に分け、最小限の努力で目の前の課題をクリアしていく。

そのような非常に面白い内容が凝縮されているのが、本書籍となっています。

軽く本書の概要は説明しましたが、じゃあ一体、、、

『エフォートレス思考』を持つためにはどんなことを意識していけばいいのか?

僕自身が気になったエッセンスを抜粋しつつ、『エフォートレス思考』について、紐解いていきます!

それでは、書評を始めていこうと思います。

『エフォートレス思考』を見出すためには?

⑴『大きな石理論(ビッグロックの法則)』を活用する

皆さんは大きな石理論(ビッグロックの法則)をご存知でしょうか?

大きな石理論(ビッグロックの法則)…空瓶(人生)に様々な大きさの石を詰めようとするとき、小さな石から入れていくと、大きな石が入らなくなる。

大きな石は、『健康や家族など』の最優先事項、小さな石『仕事やキャリア』といった優先順位が幾らか低いもの、砂利はスマホやSNS、取るに足りないことを表している。

この大きな石理論を活用することが出来れば、夢への道はグッと近づく事間違いないと、マキューンさんは語っています。

要は、一番大事なことを優先すれば、大事な事を達成できるだけでなく、他のことに対しても余裕を持つ事ができるという事ですね。

人間って、基本的に重要なことを後回しにして、重要ではないことを優先しがちです。

本当はやりたいこと(大きな石)があるはずなのに、ついつい周囲の顔色を窺ったり、何かを言い訳にして、別にやらなくていいこと(小さな石や砂利)を日常的にやってしまってはいませんか?

空瓶(人生)は一人一本(一度)しかもらえません…。

簡単なことを優先することは一度グッと堪えて、改めて自身にとって、必要なことは何か?を考えて行動してみるのもいいのではないかと感じました。

ダラダラしていたら、人生はすぐ終わってしまいます。

この機会に、自分自身の『空瓶(人生)の状況』を一度再考してみてください!

⑵挫折したり、間違えたりするのは別に恥ずかしいことではない。

皆さんは失敗することに対して、どんな気持ちを持っていますでしょうか?

  • 失敗するのがめっちゃ怖いから、なかなか行動が出来ないんだよなあ。
  • 行動したとしても、どうせ継続しないし、挫折するはずだから、行動はしない。

といった感じで、行動に関して、結構ネガティブな意識をもっている人は多いのではないかと思います。

マキューンさんは行動に関して、本書では人間誰しも、間違えるのは当たり前なのだから、積極的に行動していけばいいのではないかと語っています。

確かに、失敗することに関しては嫌だと、ほとんどの人が思っているはずです。

でも、よく考えてみるとわかると思いますが、行動や挑戦をしなければ、成功も失敗も経験できませんよね。

なので、行動もしないで、立ち止まってしまっている状態の人はやる前から諦めていて、本当は挑戦したら、可能性が拡がるかもしれないのに、もうやらずして可能性を0にしてしまっているんです。

それは本当に勿体無いことだと僕は感じます。

正直、自分自身が行動したことに対して、何か悪く言ってくる人なんて、ほぼほぼ単純な嫉妬や羨望がほとんどだと思います。

だから、そうやって批判してくる人が例えば出てきたのであれば、「お、自分って批判されるような存在になれてるんや!ってことは成長できてるじゃん!ラッキー!」

くらいのポジティブに捉えたら面白いと僕は考えてます!

挫折、失敗、間違いなんて、行動しないと手に入らないのだから、たくさん試行すれば良いんですよ!

失敗したのなら、その失敗からしっかりと学んで、次から次へといつか成功するためのエッセンスに繋げていけば最高なんです!

周りが失敗だと思ったとしても、自分自身がその失敗から何か学べたのなら、それだけで儲け物なんです!

行動には失敗はつきものなんで、どんどん自分の信念を貫いて、沢山試行して、何回も挑戦行動をして前進していきましょう!

自分の可能性を拡げていきましょう!!!

⑶進歩というのは、2倍頑張れば、2倍進むという単純なものではない。

何かのスキルを身につけようとする時にすぐ挫折してしまう人の原因ってみなさん自身、何だと思いますか?

その物事自身が本当にやりたいことではないからでしょうか?それとも、単に作業としてやっているからでしょうか?

おそらくなんですが、ほとんどの人が目標を達成する前に挫折してしまう原因というのは、、、

「スキルがすぐに成長していかずに、成長してる感覚があまり感じられないから」

だと僕は個人的に思っています。

『進歩』という点で考えると、物事全体において、共通するものなのではないかと思います。

僕自身の人生を振り返っても、何回もこの経験はあるなあと感じています。

何かを一念発起して、やっていこうと思い、いざ始めたときは『このまま絶対に継続してやっていくぞ!』と強い気持ちで臨んでやっていきますが、1ヶ月経っても、2ヶ月経っても、少ししか成長している感覚が無く、その物事の界隈で一流と呼ばれている人たちに全く追いつける気がしなくなって、仕舞いには、、、

『自分ってセンスないのかな…?』と勝手に一人で思って、今まで継続していた物事をぱたっとやめてしまう、、、

という経験を僕は何度もいろんな物事でやって、時間を無駄にしていました。。。

なので、必ずしも物事の成果というものは「2倍やれば、2倍進む」とか、「まとめて頑張ったからと言って、物事が同じ成果分極まっていく」ということには残念ながら、なっていかないんです。

一日筋トレしても、一日でバキバキな身体が手に入らないように、淡々と継続して、鍛錬を積んでいくことが本当に大事なんだと思います。

そこで、マキューンさんは本書で次のように語っています。

「一度に一気に進もうとするから頭打ちにすぐになる、一日で詰め込もうとするから、その反動で別日にやろうとするとかったるくなってしまう。それを防ぐために、常日頃から物事の進捗具合を一定に設定しておくことが大事。例えば一日でやる量の上限と下限をしっかり設定しておくようにする。「X以上、Y以下」という感じでシンプルなルールを設定する。物事を毎日一定に進めていくことが大事なんです。

要は本当に淡々と「継続していくこと」が大事なんだと思います。

行動するのは簡単なんです、けれども、その物事を進化させる、言わば継続的に積み上げていくことが本当に難しいんですよね。

「物事がなかなか成長していかない」とか「この先このスキルに成長見込みはあるんだろうか」とか、今悩んでいる人はとりあえずその物事を継続的にこなしてみてください。

先程、マキューンさんがエッセンスとして語っていた『X以上、Y以下』のルーティンを作り、たとえば資格試験が目標なのであれば、まずは『毎日15分以上、1時間以下で毎日勉強してみよう!』という感じで、毎日一定の積み上げルーティンをまずは作ってみることをおすすめします!

そのルーティンがしっかりと習慣付いてきたら、勉強する時間を徐々に増やしていく形で全然いいと思いますので、まずはその物事を『継続的に積み上げること』の方が大事なので、一気に3時間毎日勉強するぞ!とか初日の勢いそのまま目標設定すると、道半ばで頓挫してしまう可能性があるので、ぜひ最初のうちは『継続できるような目標設定』から。

継続して物事をこなしていったら、どこかのタイミングで、「あれ、これもしかして自分成長してるんじゃない?」と強く思える点が見えてくると思います、

物事は指数関数的に伸びていく物事を諦めず継続した先には何か大きい成功が待っているかもしれません。

物事を継続して積み上げて、レベル上げをしていきましょう!

⑷何度も悩まされている問題があるのなら、一度大手間をかけて、対処した方がコスパはいい。

皆さんは日常生活において、何か悩ましい問題はありますか?

人間関係、日常生活、人生、今を生きている人は生活をしていれば、必ず厄介な問題、悩まれている問題は目の前に現れると思います。

僕自身も生活してると、悩まされる問題が現れてきます。

なるべく、その悩まされる問題を本当に事が大きくならない内に対処していきたいですよね、僕も毎回そう思っています。

じゃあ、その悩ましい問題に上手に対処していくためには何か良い方法はないのか?

その問いに対して、本書でマキューンさんは次のように語っています。

今日も明日も、その先何百日も同じ問題に悩まされることを考えれば、一度だけ手間をかけて、、根本的にその問題に対して、解決した方がずっとコスパはいい。

と言った感じで、悩ましい物事については、後ろに長く尾を引かせるのではなくできる限り早く、程度が軽いうちに対処していく事が大事であるということですね。

嫌だな〜、悩むな〜と思うくらいなら、後々その問題がでかくなる前に、対処するのが大事なのかなと思います。

じゃあ、悩ましい問題に対して、具体的にどう対処していけばいいのか。

この対処法に関しても、マキューンさんは次のように言及しています。

  1. 自分を何度もイライラさせる問題は何かを考える。
  2. その問題を放置した場合の年間コストはどのくらいか。
  3. その問題を解決するために、数分ですぐにできるステップは何かを考える。

このように問題に対して、接していけば、何かと解決策が見つかっていくとマキューンさんは語られています。

今一度、目の前にある悩んでいる物事に対して、再考してみてはどうでしょうか?

まとめ

僕が気になったエッセンスをいくつか紹介してきましたが、結局のところ、「エフォートレス思考」とはどういうことなのか。

マキューンさんによれば、エフォートレス思考は「精神」「行動」「しくみ」の3点で形作られているとのことです。

3点をしっかりこなしていくためにはまず、「精神」を身につけていく事が大事だと語っています。

でも、「エフォートレスな精神」って何?ってなると思いますが、要は「無駄な力を入れずに淡々と過ごす精神」とでも言いましょうか。

楽観的に過ごして、物事に向かっていくという本当に軽やかな精神を持つ、そんなニュアンスとして捉えていいのかなと僕は思います。

では、その「エフォートレスな精神」を身につけるためにどうすれば良いのか

マキューンさんは次のように言及しています。

エフォートレスな精神を身につける
  1. INVERT(転回)
    努力を最小限にすることはできないか?と日常的に考えていく。
  2. ENJOY(遊び)
    日常の仕事、自己研鑽に対して、「楽しみ」を展開、見出していく。
  3. RELEASE(解放)
    思考の中のマイナスイメージを上手に排除していく。
  4. REST(休息)
    時には休む時間も大切に生活していく。
  5. NOTICE(集中)
    過去、未来ではない、まずは現在やっていることに対して全集中していく。

この5つの点をしっかり心がけて、生活していけば、嫌でも、エフォートレスな精神がしっかり身につき、依然まで無駄に対処していた面倒な問題が起きたとしても、動じずに自分が極めたいと思っている物事に対して、より集中できる時間を設けることができるようになって行くはずです!

ここまで、「エフォートレス思考」について、エッセンスを交え、語ってきましたが、本当に簡単に解釈すれば、、、

「周りを気にする必要はないし、最小限の良思考、努力で自分自身の人生をメイクしていこうよ」

ってことです!

本当に人生って一度きりなんです。

周りの目なんか気にしてる場合なんてないはずですし、しっかり自分の人生を見つめ直して、何より自分が成し遂げたいやりたいと思える人生を本気で生きていきましょう!

人生は明るい!

目標は高く、気持ちは強く、いつでも貪欲に学んでいきましょう!

今回紹介した「エフォートレス思考」が面白そうだなと感じたら、是非書籍の方で読んでみてください!

最高の時間になること間違いなしです!

ってな感じで、語ったところで、今回はこの辺で締めておこうと思います!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

ではまた、次回の書評でお会いしましょう!