(このページは2024年7月7日に更新されました)
こんにちは!
どうも、油女ソノです!
⑴夢を叶えたいけど、何をすれば良いかわからない人
⑵夢を叶える方法を少しでも知りたい人
⑶行動しようと思ってはいるけど、なかなか行動が出来ない人
- 『夢』を叶えるための方法
- 『夢』を叶えるための29の行動指針
今回紹介していく本は、、、
『水野敬也』さんが書かれた『夢をかなえるゾウ』について書評していこうと思います。
目次
- 1 『夢』を叶えるための方法とは?
- 2 夢をかなえる為の『29の課題』とは一体!?
- 2.1 1靴をみがく
- 2.2 2コンビニでお釣りを募金する
- 2.3 3食事を腹八分におさえる
- 2.4 4人が欲しがっているものを先取りする
- 2.5 5会った人を笑わせる
- 2.6 6トイレ掃除をする
- 2.7 7まっすぐ帰宅する
- 2.8 8その日頑張れた自分をホメる
- 2.9 9 一日何かをやめてみる
- 2.10 10決めたことを続けるための環境を作る
- 2.11 11毎朝、全身鏡を見て身なりを整える
- 2.12 12自分が一番得意なことを人に聞く
- 2.13 13自分の苦手なことを人に聞く
- 2.14 14夢を楽しく想像する
- 2.15 15運が良いと口に出して言う
- 2.16 16ただでもらう
- 2.17 17明日の準備をする
- 2.18 18身近にいる一番大事な人を喜ばせる
- 2.19 19誰か一人の良いところを見つけてホメる
- 2.20 20人の長所を盗む
- 2.21 21求人情報誌を見る
- 2.22 22お参りに行く
- 2.23 23人気店に入り、人気の理由を観察する
- 2.24 24プレゼントをして驚かせる
- 2.25 25やらずに後悔していることを今日から始める
- 2.26 26サービスとして夢を語る
- 2.27 27人の成功をサポートする
- 2.28 28応募する
- 2.29 29毎日感謝する
- 3 まとめ
『夢』を叶えるための方法とは?
皆さんは自分自身の夢を叶えたいでしょうか?
それは叶えたいですよね笑、僕も早く夢を叶えたいです。
『じゃあ、どうやれば夢を叶えられるの〜?』という問いに答えたのが本書。
『夢をかなえるゾウ』です。
本書の内容というのは、、、
夢をなくしたサラリーマンと関西弁のゾウの神様が繰り広げる、『笑えて』『泣けて』『タメになる』全く新しいエンターテインメント小説。
そんな書籍となっています。
物語というのは、「ガネーシャ」という神様から与えられた『29の課題』を主人公の「僕」が1日1日こなしていき、成長していくというストーリーとなっています。
非常に面白い内容となっていて、満足できる、そんな一冊となっています。
では『29の課題』というのはどう言ったものなのか、紹介していこうと思います。
夢をかなえる為の『29の課題』とは一体!?
早速ですが、『29の課題』を一つ一つ紹介しながら、その課題の行動指針についても、合わせて語っていこうと思います!
1靴をみがく
「ええか?自分が会社行く時も、営業で外回りする時も、自分がカラオケ行ってバカ騒ぎしてる時も、靴はずっと気張って支えてくれとんのや。そういう自分支えてくれてるもん大事にできんやつが成功するか、アホ!」
- 『イチロー』(元メジャーリーガー)
『イチロー』さんは、チームメイトが帰った後でも、自分自身の『グローブ』を磨いてから帰っていたそうです。
それも、メジャーリーガーになってからではなく、小学生の頃からこの習慣を続けていたそう。
やはり、一流選手の意識というものは試合外での行動も違うのだなと感じました。
イチロー選手は『グローブ』を毎日磨いていますが、普通のサラリーマンは仕事において、かなり重役を担っている『靴』という存在をぞんざいには扱わず、せめて履いた日はみがくという習慣をつけても良いのかなと思います。
さあ、今日から、靴を磨いていきましょう!
2コンビニでお釣りを募金する
「偉大な仕事をする人間はな、マジで世の中よくしたいて純粋に思て生きてんねんで。
せやからその分、でっかいお金、流れ込んでくんねん。お金だけやない。人から愛されたり、幸せで満たされたり、もういっぱいいいもんが流れてくんねん」
- 『ロックフェラー』(スタンダード・オイル社 創設者)
- 『松下幸之助』(パナソニック 創設者)
『ロックフェラー』さんは億万長者になってからも、多額の「寄付」をしており、加えて、億万長者ではない時から収入の1割を寄付していたそうです。
本当にすごい。
『松下幸之助』さんに関しても、「世の中から貧困を無くす」という信念のもと、誰でも買える安い電化製品を作ったそう。他人の為に力を尽くした、その気持ちがすごい…。
成功者のように多額な募金からではなく、最初は1円から始めてみるのもありかもしれません。
偽善ではない、心底から善意な『募金』していきましょう!
3食事を腹八分におさえる
「ま、腹八分はささいなことに見えるかも分からんけど、これ、今日からずっとやってみ。食べたいと思ても腹八分で必ずおさえるんや。そうやって自分で自分をコントロールすることが楽しめるようになったら、生活変わってくるで」
- 『釈迦』(仏教の開祖)
『一切ノ疾病ハ宿食を本トス』という言葉は聞いたことがありますか?
これは『釈迦』さんの言葉で、『食い過ぎが色々な病気を引き起こす』という意味合いがあります。
要は『腹八分目で済ませ』ということですね。
毎日満足に食をするのではなく、腹八分目で済ます習慣をつけていくのも良いなと感じました!
負けて悔しい腹八分目〜!(いやそれ花一匁、!!!)
4人が欲しがっているものを先取りする
「つまり、こういうことが言えるわな。「ビジネスの得意なやつは、人の欲を満たすことが得意なやつ』てな。人にはどんな欲があって、何を望んでいるか、そのことが見抜けるやつ、世の中の人たちが何を求めているかが分かるやつは、事業始めてもうまくいく。上司の欲が分かっているやつはそれだけ早く出世する」
- 『ヘンリー・フォード』(自動車会社 フォード・モーター 創設者)
『ヘンリー・フォード』さんは当時の自動車業界を牽引した先駆者の一人だとガネーシャは語ります。
特にフォードさんが特質して優れていた能力が『人が欲しがるものを先取る能力』が秀でていたそう。
当時の消費者の気持ちを先取りし、理解し、大成功を収めました。
『先取りする能力』を高めて、もっと高いステージを目指していきましょう!
5会った人を笑わせる
「笑わせる、いうんは、「空気を作る』っちゅうことなんや。場の空気が沈んでたり
ったりしても、その空気を変えられるだけの力が笑いにはあるんや。
仕事したら、ええアイデアかて生まれるし、やる気も出てくる。人に対して優しゅうなれるし、自分のええ面が引き出される。それくらい空気いうのんは大事やし、笑いって大事なんやで」
- 『ハーブ・ケレハー』(サウスウエスト航空 共同創設者)
- 『アインシュタイン』(理想物理学者)
- 『ジョン・メイナード・ケインズ』(経済学者)
よく『気分は伝染する』ということは聞いたことがありますよね?
かなり落ち込んでいたけど、友達と明るく話していたら、気分が高揚してきたな〜って感じで、気持ちはその環境の具合によって、結構変わってくると思います。
そこで本書で取り上げられている課題というのは、『会った人を笑わせる』というもので、この能力に非常に長けていた人たちが、『ハーブ・ケレハー』『アインシュタイン』『ジョン・メイナード・ケインズ』の3人です。
どの方も、人を笑わせ、ユーモアがあったので、周囲を喜ばせる事に関しても、優れていたそう。
皆さんも今日から、周囲の人たちを全力で笑わせていきましょう!
6トイレ掃除をする
「トイレを掃除する、ちゅうことはやな、一番汚いところを掃除するっちゅうことや。もん誰かて、やりたないやろ。けどな。人がやりたがらんことやるからこそ、それが一番喜ばれるんや。一番人に頼みたいことやから、そこに価値が生まれるんや」
- 『松下幸之助』(パナソニック 創設者)
皆さんは『トイレ掃除』の習慣はありますか?
トイレと言えば、「一番汚い場所」であるし、なかなか掃除をするのにも億劫になってしまいますよね。
僕自身も実家で過ごしていたときは全くやらずに、祖母や母にトイレ掃除を任せていました。
ですが、社会人になって一人暮らしをすることになり、これを機に、毎週仕事が休みの日に部屋全体とトイレ掃除を習慣にしています。
確かに毎回、大変は大変なんですけど、これがやり終えると、本当に気持ちがいいんですよね、、、完全に習慣化しています!笑
『松下幸之助』さんは創設当時、トイレ掃除をしやすくするために、トイレの配置を端っことかではなく、工場の中央に配置したそう。
『トイレの綺麗さ』は『その家やお店、会社のレベル』に比例すると思うので、「トイレ掃除」の習慣を身につけていきしょう!
心が整理整頓されること、間違いなしです!!!
7まっすぐ帰宅する
「会社終わったら自由やから遊んでええっちゅうわけやないんやで。むしろ逆やで。
仕事が終わったあとの自由な時間ちゅうのはな、自分がこれから成功していくためには
「自由に使える一番大切な時間』なんや」
- 『スティーブン・キング』(小説家)
ガネーシャは「仕事外での行動」によって、今後の生活が変わってくると言っています。
世界的に有名な小説家である「スティーブン・キング」さんは、小説家になる前は「学校の先生」をやっていたそう。
当時、勤務を終えた後は、仕事外の全時間を小説に費やしていたそうです。
仕事外でどれだけ「自己研鑽」に費やせるかが、大事になってきますね。
沢山、自己研鑽していきましょう!
8その日頑張れた自分をホメる
「これからはな、毎日寝る前に、自分がその日頑張れたこと思い出して「ようやったわ」ってホメや。そうやってな、頑張ったり成長することが『楽しい」ことなんや、て自分に教えたるんや」
- 『手塚治虫』(漫画家)
ガネーシャは1日の中で、最後くらい『自身が頑張ったこと』に対して、褒めてあげることが大事と語っています。
「悪いことがあったなあ…」と1日を振り返るのではなく、「悪いこともあったけど、良いこともあったなあ!」と自分を褒めてあげる、ポジティブに振り返ることが良いと思います。
1日の終わりを「ネガティブ」ではなく「ポジティブ」で締めていきましょう!
9 一日何かをやめてみる
「(時間が)ぱんぱんに入った器から何かを外に出すんや。そしたら空いた場所に新しい何かが入ってくる。それは、勝手に入ってくるもんなんやわ。たとえば、自分の周りで会社辞めたやつも、意外としぶとう生きてるやろ。それは、会社辞めることで空いた器に何か新しい仕事が入ってきとるからやねん」
- 『カーネル・サンダース』(ケンタッキーフライドチキン 創業者)
「カーネル・サンダース」さんは元々、「ケンタッキー」の経営をしていた訳ではなく、「カフェ」の経営をしていたそうです。
ずっと続けてきたカフェ経営なんですが、当時のアメリカの政策によってカフェの経営が難しくなり、カフェの経営をやめました。
そこでカーネルさんが打ち出した苦肉の策がカフェ経営で人気商品であった「フライドチキン」の作り方をレストランに対して、売ることだったそうです。
その発想によって、今のケンタッキーのフランチャイズが成り立っているのです、すごい。
『何かを手に入れるためには、相応の代償を払う必要がある』
このことが本当に大事であると、ガネーシャは語っています。
あなたは何を捨てて、何を得たいですか??
10決めたことを続けるための環境を作る
「本気で変わろ思たら、意識を変えようとしたらあかん。意識やのうて『具体的な何か」を変えなあかん。具体的な、何かをな」
- 『リンカーン』(アメリカ合衆国 大統領)
- 『福沢諭吉』(啓蒙思想家、教育者)
ガネーシャは本書にて次のように語っています。
『人間は意識を変えることはできない』
「1ヶ月後には体重を何キロ落とす」「1ヶ月後には本を5冊読む」など、よく口頭で目標を述べる人は多いと思いますが、それではダメだとガネーシャは述べています。
じゃあどうすれば良いか?
それは、「決めたことを続けるための環境を作る」です。
減量したいなら、「トレーニングする環境」を整える。
本を読む習慣を付けたいなら、「図書館で借りる」のではなく、あえて「自分のお金で何冊か購入する」
そういった流れで、『環境』を自分で作ってみることが大事です。
やるしかない環境を自分自身で作っていきましょう!
11毎朝、全身鏡を見て身なりを整える
「意識や内面を変えることは難しゅうおます。そやけども外見は変えられるんです」
- 『ナポレオン・ボナパルト』(フランス革命期 軍人)
- 『ココ・シャネル』(ファッションデザイナー)
「ナポレオン」さんは次のように語っているそうです。
『人はその制服の通りの人間になる』
自分に自信の持てる服を身につければ、行動や言動も変わるということですね。
要するに、どんな時も外出したときはお洒落をしていくと自分自身の生活にメリハリが出て、もっと人生が、楽しくなって行くことが期待できるようになります!
格好良く、毎日を生きていきましょう。
12自分が一番得意なことを人に聞く
「自分の仕事が価値を生んでるかを決めるのはお客さん、つまり自分以外の誰かなんやで」
- 『ピーター・ドラッカー』(経営学者)
- 『マイケル・ジョーダン』(元プロバスケットボール選手)
ガネーシャは、周囲の人に「得意なこと」を聞いてみるのが良いと語っています。
「ドラッカー」さんも『強みの上に築け』と得意なことを徹底的に伸ばしていくことが大事であると述べているそう。
自分が苦手なことに視点を向けるのではなく、得意なことに全振りしていく。
そういう行動を起こしていければ、人生はもっと好転していくはずです。最高ですね!
13自分の苦手なことを人に聞く
「この世界に闇がなければ光も存在せんように、短所と長所も自分の持ってる同じ性質の裏と表になっとるもんやで。たとえば、一人の作業が好きなやつは、人と会うと疲れやすかったり、逆に人と会うのが好きなやつは、一人の作業に深く集中することがでけへんかったりするもんや」
- 『リチャード・ブランソン』(イギリスの実業家)
ガネーシャは12個目の課題の「自分が一番得意なことを人に聞く」と合わせて、「自分が一番苦手なことを人に聞く」ことも大事だと語っています。
自分の長所と短所をしっかり把握することが出来ていれば、自己分析は完璧です。
短所をしっかり見つめながらも、自身の長所を伸ばしていきましょう。
14夢を楽しく想像する
「誰に言われるでもなく、勝手に想像してワクワクしてまうようなんが夢やねん。考えはじめたら楽しゅうて止まらんようになるんが夢やねん」
- 『ビル・ゲイツ』(マイクロソフト 創業者)
ガネーシャは夢を思い描くということは、、、
「誰にも言われることなく、勝手に想像してしまうようなもの」
そういったものが、『夢』というものだと語っています。
将来自分がどんな夢を叶えたいか、人それぞれあると思いますが、まず夢を「楽しく想像していく」というところから始めていくのが、夢に近づく第一歩なのかなと思います。
毎日の生活において、夢を楽しく想像していき、最終的にはその夢を叶えられたら、最高ですね!
15運が良いと口に出して言う
「自分にとってうれしゅうないことが起きても、まず嘘でもええから『運が良い」て思うんや。口に出して言うくらいの勢いがあってもええで。そしたら脳みそが勝手に運がええこと探し始める。自分に起きた出来事から何かを学ぼうと考え出すんや。そうやって自然の法則を学んでいくんや」
- 『松下幸之助』(パナソニック 創業者)
- 『トーマス・エジソン』(発明家)
発明家のエジソンさんは実験に失敗しても『成功だ』と言っていたそう。
『この実験が失敗と分かって、成功へ一歩近づいた!』
と毎回の実験失敗を『成功の過程の一つ』と捉えていたと本書では語られていました。
加えて、ガネーシャは自身が失敗したとしても、「運が良い」と言ってみるのがいいと言っていると、人生がより好転していきやすくなると語っています。
エジソンさんのように「失敗」を「成功」と思考転換させることが捉えることができれば、強いなと感じました。
16ただでもらう
どんな小さいことでも、安いもんでも、とりあえず何でもええからただでもらったりしてみい。それ意識してたら自分のコミュニケーション変わってくるで。言い方とか仕草一つとっても気い遣うようになるで」
- 『シェイクスピア』(劇作家)
ガネーシャは人から何かをしてもらうときに、「お金」を出すのが全てではないと語っています。
例えば自分の「スキル」や「得意なこと」を相手に与えて、何かをもらう。
考えれば考えるほど、アイデアは無限大にありますが、何かを誰かから「タダでもらう」ということを意識してくと、日々のコミュニケーション、仕草まで、かなり気をつけるようになっていきます。
全てのものを「タダでもらう」ことは流石に出来ませんが、意識的に「タダでもらう」。
そう言ったことを日々の生活で注意しながら、取り組んでいくと、自分の中の何かが変わっていくかもしれません。
17明日の準備をする
「一流の人間はどんな状況でも常に結果出すから一流なんや。常に結果出すにはな、普通に考えられてるよりずっと綿密な準備がいるねん。ええか?ワシは明日の富士急ハイランドのスケジューリングを通してそのことを自分に教えたってんねや」
- 『ランス・アームストロング』(元自転車ロードレース選手)
- 『孫子』(中国の春秋時代の武将)
「アームストロング」さんはロードレースの試合前からトレーニングで鍛えることに関してはもちろんのこと、コースの「風向き」「天候」「気温」を入念に確認してから試合に臨んでいたそうです。
その用意周到さで、最高峰のロードレース大会「ツール・ド・フランス」で7連覇を達成できたのです。
どんな物事に関しても、「やる気」は大事ではありますが、その前々からの「用意」もしっかりしていくことも大事だとガネーシャは語っています。
18身近にいる一番大事な人を喜ばせる
「人間ちゅうのは不思議な生き物でな。自分にとってどうでもええ人には気い遣いよるくせに、一番お世話になった人や一番自分を好きでいてくれる人、つまり、自分にとって一番大事な人を一番ぞんざいに扱うんや。たとえば、、親や」
- 『ロベルト・ゴイズエタ』(コカコーラ社 元CEO)
- 『ウォーレン・バフェット』(投資家)
「ゴイズエタ」さんは毎日どれだけ忙しかったとしても最大の応援者「バフェット」さんに電話をしていたそうです。
その対応によって、バフェットさんはコカコーラ社の業績が悪くなったとしても、支援は欠かさなかったそうです。
(このことに関しては、投資家目線で言うと、また違う要因も関わっている気はしますが笑)
意外と身近な人への感謝は疎かになりがちで、ちょっと恥ずかしいものですよね。
だけど、その恥ずかしさを超えた先には何か莫大な「気づき」があるかもしれません。
身近にいる「家族」「友達」に感謝していきましょう!
19誰か一人の良いところを見つけてホメる
「成功したいんやったら絶対誰かの助けもらわんと無理やねん。そのこと分かってたら、
人のええところ見つけてホメるなんちゅうのは、もう、なんや、大事とかそういうレベル通りこして、呼吸や。呼吸レベルでやれや!、二酸化炭素吐くのと同じくらいナチュラルにホメ言葉言えや!」
- 『アンドリュー・カーネギー』(アメリカの実業家)
ガネーシャは本書で「人のことを褒める」というのは呼吸レベルでするべきだと語っています。
意外と人のことを褒めることは恥ずかしいけど、自分が友達とかに褒められた時、めっちゃ嬉しいと思います。
だから些細なところでも良いから、褒めてみる。
「やったもん勝ち」ならぬ「褒めたもん勝ち」を意識していくのが良いのかなと思います。
20人の長所を盗む
「ええか、こう考えてみい。マネするんはな、お客さんを喜ばせるためなんや。人を喜ばせるという目的に照準が合うてたら、人のマネすることに恥ずかしさなんか感じひんのや。いや、好き勝手パクってええってことやないで。たとえば同業者のやってることマネさせてもらうんやったら、それなりに筋通さないかんこともあるやろ。でもな。早う成長して、早う技術覚えて、もっと多くの人をもっと喜ばせたいいう思い、それが何より大事なんや」
- 『モーツァルト』(音楽家)
- 『サム・ウォルトン』(ウォルマート 創始者)
- 『スティーブ・ジョブズ』(Apple 創業者)
この課題に取り上げられている成功者は良い意味で人の真似やアイデアを盗むことに長けていたそうです。
ガネーシャは本書で「人の長所を盗め」と語っています。
人間観察がてら、身近な人の「長所」に目を向けてみて、それを盗んで、自分の有力な手持ちにしてみるのも良いのではないかと思います。
21求人情報誌を見る
「自分の『これや!』て思える仕事見つけるまで、もう他のもんかなぐり捨ててでも、探し続けなあかんねん。収入が不安定とか、恋人や親が反対するとか、そんな悠長なこと言ってる場合ちゃうで。仕事まちがえたら、それこそ一生棒に振ることになるんやで」
- 『チャールズ・ダーウィン』(イギリスの自然科学者)
ガネーシャは自分自身が本当にやりたいことを人生の中に詰め込んでいくことが大事だと言っています。
そのためには、好きな分野、自分の持っている能力が最大限に発揮される分野に『求人情報誌』で応募してみることが良いと語っています。
情報誌ではなくても、「資格試験」「検定」の類、自分が好きな分野に取り組んでみる。
そう言ったことが大事であると言っています。
あなたが本当にやりたいことは何か?
この際、再考してみると面白いですね!
22お参りに行く
「ええか?成功したいて心から思とるやつはな。何でもやってみんねん。少しでも可能性があることやったら何でも実行してみんねん。つまりやな、『バカバカしい」とか『意味がない」とか言うてやらずじまいなやつらは、結局そこまでして成功したくないっちゅうことやねん」
- 『タイガー・ウッズ』(プロゴルファー)
- 『アインシュタイン』(理論物理学者)
ガネーシャはお参りする時に大事なことは神様に対して「お願いする」のではなく「感謝する」ことが大切と語っています。
神様にお参りしに行ったら、今の状況が良くも悪くても、
『いつもいつも良くしていただいて、神様ありがとうございます!』
と神様とその場で対話するように感謝して帰るのが良いとガネーシャは語っています。
自分の願いを述べるのではなくて、お参りした時は「感謝」を述べに行きましょう。
23人気店に入り、人気の理由を観察する
「お店はな、自分らが『おいしいわあ』『気持ちええわあ』て思う場所であると同時にな、優れたサービスを学ぶ場所でもあるんや。これからは、ただ店に入って飯食ったりジュース飲んだりするだけやなしに、その店がどんなことしてお客さんを喜ばせようとしてるか観察せえよ。ワシの胸の谷間ばっかし観察しとらんと」
- 『アルバート・セント・ジョルジ』(生理学者)
この課題で紹介されている成功者「アルバート・セント・ジョルジ」さんは次のように語っています。
『発見とは、皆と同じものを見て、誰も思いつかないようなものを考えることだ』
僕自身、ジャンル問わず、人気店に訪れた時に、この課題のような視点でお店を見たことはないような気がします。
入って満足して帰るのではなく、「このお店の人気な点は何なのか?」と側面の楽しみとして入ってみると、更に面白いのかなと感じました。
24プレゼントをして驚かせる
「お客さんの一番喜ぶんはな、「期待以上だった時」やねん。お客さんいうのは『だいたいこれくらいのことしてくれんのやろな』って無意識のうちに予想してるもんやねん。で、その予想を超えたるねん。ええ意味で裏切んねん。サプライズすんねん。そうしたらそのお客さんめっちゃ喜んでまた来てくれるんやで」
- 『ツルゲーネフ』(ロシアの小説家)
「ツルゲーネフ」さんはある日の朝、散歩をしていた時にホームレスの男性に「何かを恵んでください」と言われたそう。
その時にツルゲーネフさんは財布も何も持っていなかったので、「今は何もあげられるものはないけど頑張れ」と男性と握手を交わしたそうです。
そしたら、その男性は感動のあまり、泣いたそう。
人というのは、ちょっとしたサプライズでも本当に感動してしまう生き物ですよね。
是非、周囲にいる人たちに対して改めて、何かをサプライズしてみてはどうでしょうか。
25やらずに後悔していることを今日から始める
「みんな知ってんねん。やりたいことやって後悔せんような人生送ったほうが幸せになれるてな。でもやらへんねん。何でや?それは、今の自分と同じこと考えてるからや。収入。世間体。不安。同じやで。人を縛ってる鎖なんてみんな同じなんや」
- なし
この課題に関しては取り上げられている成功者はいませんでしたが、かなり本書内では、有益なことが書かれいました。
一度きりの人生をどう生きていくか。
もう一度再思考してみるのが本当に良いのかなと感じた課題でした。
26サービスとして夢を語る
「ぎょうさんの人が聞きたい夢いうんはな、世の中がそれを実現することを望んでるいうことやろ。そしたら、その夢、かなえるのめっちゃ簡単やがな。なんせその夢はみんなが応援してくれる夢なんやから」
- 『マーティン・ルーサー・キング・ジュニア』(アメリカ人公民権運動 指導者)
- 『スティーブ・ジョブズ』(Apple 創業者)
- 『ジョン・スカリー』(アメリカ 実業家)
『夢』を人に対して、語るにしても、自分本位のものであったら、周囲の人は中々応援はしてくれませんよね。
例えば、「お金持ちになりたい」という夢があるとして、「お金持ちになりたい」という夢だけなら、周囲の人間からは大方「勝手にどうぞ」くらいの返事をされるだけで積極的には応援はされないと思います。
ただ、「お金持ちになれば、自分の周囲の人、多くの人にチャンスを作ることができる。だから、自分はお金持ちになりたい」と言った夢を聞かされたなら、周囲の人も聞いてて楽しくて、応援されやすいのではないかと感じます。
サービスとして夢を語りながらも自分本位で語るのではなく、『周囲の人が聞いても楽しいか』を意識して具体的に夢を想像していくのが良いなと感じました。
ワクワクする夢をたくさん創造していきましょう!
27人の成功をサポートする
「ええか?自分が本当に成功したかったら、その一番の近道は、人の成功を助けること、つまり、、愛やん?」
- 『ライト兄弟』(動力飛行機の発明者)
- 『グレン・カーチス』(カーチス・エアロプレーン&モーター社 創業者)
- 『ヘンリー・フォード』(自動車会社 フォード・モーター 創設者)
自分の成功、夢の実現のために動くのではなく、他人の夢や成功に関しても、サポートをしてあげることとても大事であるとガネーシャは語っています。
前回の課題でも、書きましたが、自分本位の生活や行動をしていたら、周囲の人はどんどん離れていってしまいます。
どれだけ周囲の人に対して、ギブすることが出来るのか、それが大事になってくるのかもしれません!
意識せずとも、ギブの精神を持てたら強いですね!
28応募する
「世の中に、どんだけぎょうさんの仕事がある思てんねん。しかも、その才能を判断する人、どんだけおる思てんねん。確かに、なかなか自分の才能は見出されんかもしれへん。けどな、それでも可能性を感じるところにどんどん応募したらええねん。そこでもし才能認められたら、人生なんてあっちゅう間に変わってまうで」
- 『エステル・ゴランタン』(ポーランド出身 女優)
ガネーシャは色んな職やスキルに触れてみるのは良いことだと語っています。
自分の人生がより発展していくためにはどうすれば良いのか、それは、、、
『この世の中に生きる誰かに自分自身の「才能」を認めてもらうこと』
このことが大事であるとガネーシャは語っています。
今日から自分の才能を認めてもらえるように沢山行動していきましょう!
考えるよりも全力で、行動する!
29毎日感謝する
「自分の中に足りんと感じてることがあって、そこを何かで埋めようとするんやのう
て、自分は充分に満たされている、自分は幸せやから、他人の中に足りないことを見つけ、そこに愛を注いでやる。この状態になってこそ、自分が欲しいと思ってた、お金や名声、それらのすべてが自然な形で手に入るんや。だってそやろ?自分らは、お金も、名声も、地位も、名誉も、自分で手に入れる思てるかも分からんけど、ちゃうで。むしろ逆やで。お金は他人がお前にくれるもんやろ。名声は、他人がお前を認めたからくれるもんやろ。全部、他人がお前に与えてくれるもんなんや」
- 本書で挙げられた全ての成功者
ガネーシャは次のように語っています。
『「足りない」と思えば思うほど、自分を沢山の「欲」で満たしたいと思ってしまう。それと同時に「お金」や「成功」は遠くに逃げていってしまう。』
僕は本書を読む前は自分自身に対して、常に「足りない」と感じていましたが、ガネーシャの言葉を聞いてから、考えをもう一度改めてみようと思いました。
それと、ガネーシャが続けて、述べていたことが、、、
「満たされていない」、「足りない」時でも「毎日に感謝する」
それが大事であると語っています。
辛い時、苦しい時、沢山失敗をしてしまう、そんな過酷な状況でも『毎日に感謝をする』。
それが一番大事であるそう。
どんな状況に置かれたとしても、「毎日に感謝をすること」は忘れずに生きていきたいですね!
まとめ
今回は『水野敬也』さんの『夢をかなえるゾウ』について書評しました。
本書は「夢を叶えるための29の課題」を基に、自己啓発&小説風に書かれています。
登場人物である「ガネーシャ」からの言葉はユーモアもあり、とても面白いと同時にかなりの金言が本書中にはあります。
今、「夢を叶えたい」「叶えたいけどなかなか一歩が踏み出せない」と思っている方は是非、一読して欲しいと思います!
一度きりの人生をどう生きるのかは、自分次第ではありますが、最終的にこの世から去る時には後悔がない人生を生きたいものですよね!
本記事を最後まで読んで頂いた方はおそらく、もう一度、、、
『自分が「本当にやりたいこと」は何なのか?』
そう言ったことを再考してみようと思っているはずなので、是非この機会を大事に、自身の「本当に叶えたい夢」というものを考えてみてください!
合わせて本書「夢をかなえるゾウ」も読んでみてください!
最高の時間になることは間違いなしです!
と言った感じで語ってきたところで今日はここら辺で締めておこうと思います!
人生を全力で楽しめ!!!!
今日も『一度きりの人生』を思い切り楽しんでいきましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
では、また次回の書評記事でお会いしましょう!